リョージの日記

横倉山自然の森博物館 & 成羽美術館

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成羽美術館。(左)

先日、篠山紀信展 写真力-THE PEOPLE by KISHINを見に行って来ました。

横倉山自然の森博物館。(右)

約5年前、高知の本社にいた頃。

誰もが知っている、建築家-安藤忠雄氏の美術館です。

RC打放シに目が行きます。

しかし、この壁は先ず訪れる人の期待を切り取りとってます。

「この先の景色は?世界は?どんな感じだろう?」  と

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1本の線(平面)は1つの壁を作ります。簡単なことです。

その、高さ・厚さにより、目にする風景は一変します。

つまりは、必要な景色のみを与える事ができます。

必要ない景色を消して。

PLAN  =  分節  =  美

実は、この行為、仕事を初めて8年間毎日しています。

住宅においても自然の美しさと感動を人に与えられる建築家なりたい。

と思った探訪でした。

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豊島美術館

先日、豊島へ行って来ました。去年も行ったのですが、我々夫婦は島独特の島時間が気に入り、リピーターとなっております。

とにかく目的は豊島美術館でボーっとする事。

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フェリーから一緒だった兄妹。美術館そっちのけです。

2回目の豊島美術館、中に入って初めて気づきましたが、前回は雨、今回は曇りと天気によってまったく印象が違います。晴れは次回に持ち越しです。

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過疎化による後継者不足によって衰退していた棚田が広がる地域と瀬戸内海の海を見晴らす位置に美術館があり、この景色の中で過ごす時間は2回目でも印象に残ります。

ボーっと島時間を過ごすことで、海と山のイメージの島でこの日は色に惹かれる日でした。

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蔦屋書店

相当の間さぼってましてすみません。

先日出張した際に、代官山の蔦屋書店に行ってきました。

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この1年販売に携わったため、”サービス”についてここ最近自問自答しております。ヒントがないかと蔦屋書店を尋ねました。




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自分でもネットショップの利用は当前になりつつある今日、足を運んで買い物を楽しむ事が『上質な体験』だなとはっきりと感じ取れることができました。

早く岡山にもオープンして欲しい次第です。

先ほど台風並みの暴風雨が来ました。かと思えば今は晴れ。

晴れの国おかやま、にしてはおかしな天気です。

リョージ

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瀬戸内の島々の擁壁集

昨年夏は何といっても待ちに待った瀬戸内国際芸術祭が開催された年でした。次回の3年後の開催も決定したとあってさらに期待も高まります。

7つの島を巡った感想と行きたいとこですが、視点を変えてそれぞれの島にあった擁壁を集めてみました。

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左上   : 男木島・・・擁壁が外観デザインとなる。 【アサガオ擁壁】

右上   : 男木島・・・もはや階段まで擁壁に。 【階段擁壁】

左中上 : 女木島・・・『オトシ』と呼ばれる冬に山から吹き降ろしてくる風を防ぐ擁壁。 【オーテ】

右中上 : 小豆島・・・小豆島唯一の棚田、千枚田。を逆から見ると石垣の擁壁。 【千枚田擁壁】

左中下 : 犬島 ・・・精錬所の遺構、レンガのアーチ。 【レンガ擁壁】

左中下 : 犬島 ・・・精錬所の外部の壁。銅のうような鉄の感触。何なのか不明。 【謎の擁壁】

左下   : 直島 ・・・島全体、もうすっかりコンクリートの打放しのイメージが定着。 【打放し擁壁】

右下   : 豊島 ・・・7つの島でダントツにかっこいい積上げ。 【ヘンリボーン擁壁】

と、まぁ~ オーテ以外勝手に擁壁に名前付けましたが、どれもその島々に定着し、島の歴史でもあります。次回の芸術祭は、また何か違うものを探して島を巡ります。

リョージ

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ウェスティン都ホテル

長らくご無沙汰してました。

去年のやり残しも含めてどんどん更新します。

昨年1年間の探訪はイタリアから始まりましたが、最後に訪れた京都にて貴重な建物を探訪しましたので、遅れながらUPします。

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こちら地元の方なら誰でも知っているでしょう『ウェスティン都ホテル』です。

このホテル、山の斜面に沿って建てられいます。 内部のいろいろな場所から山の斜面を借景として色んな断片を切り取って見ることが出来ます。そして頂上のふもとに位置する建物が見ものです。↓

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こちら、村野藤吾の設計で、戦後の数奇屋建築の傑作と言われる『佳水園』です。

この度は非常にラッキーなことに、宿泊してないのに内部を案内してくれる機会がありました。中庭を眺めながらぐるりと周回する動線、庇の高さを抑えることで丁度良い景色、低く小さく見える外観からは想像できない内部空間の広がり、どれをとっても和の空間と建築のダイナミズムに溢れています。

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宿泊室は畳の張替えと水道以外当時のままみたいです。ヒノキのお風呂の香がより一層心を落ち着かせます。

建築の空間がもつ力を存分に味わえた貴重な体験でした。

R0014112_4 大通り沿いの擁壁。ここからも村野調がよく窺えます。   リョージ

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アクロス福岡

リョージです。今回は大学時代から見たかった建築の内の1つでしたが、むしろ今になって見ることが出来て幸いでした。

コンペは1990年、竣工は1994年です。京都国際会館で地球温暖化防止京都会議が行われたのが1997年ですから、まだその頃は省エネとか環境志向とかなんとなくしか余り気にしてなかった気がします。

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興味深い点は、そのプロセスです。

当時、川沿いに広がる福岡天神公園の正面に巨大なビルが障害物のようにそびえ立つことを住民は心配してたようです。しかし福岡県は精力的に都市開発計画を進めており、街の中心に国際性豊かな大規模多機能ビルを建てたい志向を持っていた。コンペで勝利した設計者のエミリオ・アンバーツはこの対立する両方の意向の折衷案ともいうべき設計を見事に成し遂げました。下はアンバーツのコンペ案です↓

Img5272014180001_2 (中央の水路は実現せず、残念)

日本で外国人建築家の建物を見に行くといつも思うのですが、やはりスケールアウトしているなぁと思いました。外国人はモジュールが違うのでしょう。ですが全体の魅せ方はかなり勉強になりました。

                               リョージ

R0012921_2 アクセス福岡市中央区天神1丁目1番1号

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ぐりんぐりん~♪

久ぶりのリョージです。

今回の建築は↓

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福岡市アイランドシティ中央公園内にある『体験学習施設ぐりんぐりん』です。

普段建築を訪問する場合、外観のインパクトばかりを求めてしまいがちですが、周辺環境にとけこみすぎて違和感を感じるところでした。

北ブロックは広い広場をもつ緑に囲まれたフリースペース、中央ブロックは亜熱帯の植生展示を中心としたスペース、南ブロックはワークショップやガーデニング体験が可能なスペースの3つのスペースに分かれてます。

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3つのスペースは一つの回廊で内部と外部をつなげています。

建築は内部空間と外部空間をつくってしまいますが、回廊はその両方を曖昧にしてくれています。文字通り「体験学習施設」を体験した気分を味わえます。 施設の目的と利用方法とをはっきりと建築というカタチに仕上られている事を実感しました。

                  リョージ

R0012957_4  アクセス:福岡市東区香椎照葉四丁目 アイランドシティ中央公園

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MIMOCA

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「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・図書館」

「MIMOCA Marugame Genichiro-Inokuma Museum of Contemporary Art」

学生時代から続けている建築巡りの中でも最も印象に残る建築です。

設計者は谷口吉生氏。彼はこの建物の本も出版しいます。著書の中で建築が完成するまでの背景にまでせまり、施設全てのデザイン・ディテール・建材・機器の情報にまで図面付で解説しています。谷口吉生氏はこの本の中で”その場に立ちながら「実体」と「実感」と「事実」とを結び合わすことが、ものを知る第一歩なのだ”と記してします。

同じ建物を2回訪れた場合、1回目には目に入らなかったことが沢山あります。と同時に、目で見るだけでなく、ディテール・素材の解説を読みながら建物を見る事はそれまでの期間の自分の成長を実感する事ができます。

この2回目の探訪はこれまで単に建築巡りをしていた経験と全く違い、物を知る第一歩を踏み出せたと体感することができました。それから年に1度夏になると本を片手に訪れることになっています。

夏が近づき今年の夏も丸亀と讃岐うどんに行く計画を考えはじめています。

                                             リョージ

Dsc02435_4 アクセス:JR丸亀駅の駅前広場

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アナログ小道具

今や製図台は会社のどこにも見当たらず、デジタルまっしぐらの時代です。

そんな近頃どうしても電動消しゴムが必要な状況が!会社の先輩に10年物の電動消しゴムを借りることに↓

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残念な事に電池が腐ってて使えず、急遽文房具屋さんに走ることに。そして、購入したのがこれ↓

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結果、10年変わらない姿...

変わっていたのは箱のフィルム窓と値段(\700UP)だけでした。

年々進化するデジタルに対して、10年変わらないアナログ小道具に触れる機会はなぜか心地よく、癒される瞬間でした。

R0012423_2         リョージ

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ローマの平日Ⅱ

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oculusに魅せられて…

ローマ滞在で最も楽しみにしていた「パンテオン探訪」です。

最近では映画【天使と悪魔】において、ラファエロの墓を探しに来るシーンで登場しました。残念ながら映画では建物の1番の特徴は殆ど映っていませんでした。

現存するパンテオンは2代目でして118年~128年に建造しています。1代目は火事で焼失しています。石造りなのに焼失ってちょっと不思議ですが!? ローマの歴史建造物の中でも最も保存状態のよい建物のようです。(築1,882年)R0011949

ドームの天井中心にある採光のための開口部これが1番の特徴で、「oculus(オクルス)ラテン語で「目」の意」と呼ばれ、室内を自然光のみで照らしてします。

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入った瞬間、初めてタバコを吸った時の”ヤニクラ”に似た感覚がしました。そして写真ではこの衝撃を収めきれないと思い、この空間をスケッチブックに残しました。

たまらずローマ4日間のうち2回探訪しました。

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